2015/03/20

GE2903 sofa

GETAMA社(Denmark)の GE2903 Sofa 。

Hans J. Wegner 1953年のデザインで現在もデンマークで製作されている現行品で、ウェグナーの代表的なソファです。太い無垢材のフレームは座の延長が後脚へと続く構造で、幅広の肘掛を持ち、程よい硬さのクッションによって座ったときの安心感を高めています。後姿も美しくその佇まいは存在感があります。

当店では、オーク材の経年変化を味わえる無塗装の3人掛けを展示しております。実際に座っていただければ、デザインだけではないこのソファの本当の良さがお解りいただけると思います。

ウェグナーのGE290は、ヴィンテージの市場でも多く流通していますが、そのコンディションは様々です。また価格もここ数年の高騰で現行品に近づきつつあります。年月を経て木部が風合いをましたヴィンテージ品も魅力ですが、まっさらなフレームに悩んで選びぬいたファブリックで、ゆっくりと使い込むのもいいと思います。

現在クッション内部は金属製のスプリングを使わないウレタンのみの構造、座面下の金属製のバネはウエービングテープに変更されています。様々な技術進歩により金属を使わなくとも、以前と変わらない又それ以上の座り心地を実現しています。

張地はデンマーク有数のテキスタイルメーカーのファブリックよりお選びいただけます。(ファブリックのランクにより価格は異なります) ご購入後の張替え、木部のメンテナンスも対応しております。

毎日座ることで、その価格以上のものを感じていただけるはずです。



 GETAMA社

今から100年以上遡る1899年に海に近いGedstedという町でマットレスを製造する工場として創業しました。当時のマットレスは海藻を詰め物として作られ、その "Gedsted Tang(海藻) Mattress"という頭文字がGETAMA社の名前の由来となっています。
海藻マットレスの製造から始まったGETAMA社の歴史は、詰め物を海藻からスプリング、ウレタンフォームなどへ時代の変遷と共に素材を変え、またマットレスからソファ、テーブルへと要求とともに製品の幅を広げて行きました。時代の変化の中でその求められる物を豊富な経験を基に作り上げて行く事で自社の技術、品質を高め100年以上たった現在でも高品質の家具を製造し続けています。

klart
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