4月より新しいラグの展示がはじまりました。
デンマークを代表する織工兼デザイナー、Vibeke Klint ヴィブケ・クリント(1927-2019)の名を冠した、手織りのラグコレクション。幾何学模様とモダンな配色が特徴です。
ニュージーランド産のウールを使用し、インド北部の熟練の織工たちにより織られています。すべてのラグは児童労働のないGoodWeaveの認証を受けています。
デザインによりサイズ展開、価格が異なります。
ほかデザインサイズなどの詳細はお問合せください。
ほか、北欧のラグKASTHALLカスタール、kvadratクヴァドラとあわせてご覧ください。
Vibeke Klint ヴィブケ・クリント(1927-2019)
ラグ、ホームテキスタイル、ファッションテキスタイルから、インテリアデザイン、装飾プロジェクトなどまで、多方面で活躍したデンマークを代表する織工兼デザイナー。
コペンハーゲン美術工芸学校で織物を学び、1949年に卒業した後は、Gerda Henning ゲルダ・へ二ング(1891-1951)のもとで働き、1951年に工房を引き継ぎました。
1954年、*Kaare Klint コーア・クリントの息子、造園家 Morten Klint モーテン・レ・クリント(1918-1951)と結婚。
3人の子供の子育てと並行して、工房を運営しながら後進の育成にも尽力しました。同時に、織工として、デザイナーとして、自身の創作や、デザイナーとのコラボレーション(フィン・ユール、ボーエ・モーエンセン、ハンス・J・ウェグナー、ポール・ケアホルムら錚々たるデザイナー)とのコラボレーションを通して、キャリアを築きました。
2000年には、デンマーク女王から「ダンネブロ勲章」(文化、芸術、スポーツなどの分野で特に功績のあった人物に与える勲章)を授けられました。
*Kaare Klint コーア・クリント(1988-1954)デンマーク近代家具デザインの父といわれる建築家。クリント家は照明ブランドLE KLINTレ・クリントの創業家とも知られます。
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クラート紀行:Finn Juhl’s House
デンマークの建築家、家具デザイナーのフィン・ユールもヴィブケのラグを愛用していました。貴重なオリジナル。家具以上に目を奪われました。...................................................
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